眼科
神経線維層解析装置 GDxアクセス








初期緑内障では、視神経乳頭の陥凹がごくわずかであっても、既に明らかな網膜神経線維層の欠損が見られることがあり、網膜神経線維層の変化を早期に検出することは、緑内障患者の早期発見および経過観察上、不可欠となります。

GDxは、生体眼で初めて網膜神経線維層の厚みを非侵襲的に測定することを可能にした装置です。
従来の眼底カメラや検眼鏡等での定性的評価に対して、GDxは数値として定量的な評価が可能となり、おもに緑内障の早期発見と経過観察の用途として用いられています。

装置は、偏向装置、偏向検出器、スキャニングユニット、偏向変調器、角膜偏向代償器のほか、液晶モニター、コンピュータからなるオールインワンタイプでコンパクトにデザインされています。また、1.5mmの瞳孔径があれば測定が可能で散瞳の必要がありません。また、実際の測定には780nmの近赤外光が用いられますが患者さんは眩しさを感じませんし、画像を取り込む測定時間は0.4秒と短時間であり、負担が軽減されています。

実際の測定は、患者さんにフェースマスクに顔を付けた状態で対物レンズ覗き込んでもらい、点滅する内部固視灯を見てもらい、右眼、左眼の順に行ないます。検者は液晶モニターに写った前眼部にて、ジョイステックでアライメントとフォーカスを行なうシンプルな操作になっており、患者さんは視野検査のように応答スイッチを押す必要なはく、5分程度で検査は終了します。

測定された数値はコンピュータに内蔵された、年齢別の正常者データベースと比較して統計解析が行なわれます。

通常のプリントアウトは1枚の用紙に両眼同時表示され正常者データベースとの比較しますので、緑内障診断をする上で重要なデータを提供します。また、4回迄の測定結果を同時表示する経過観察用プリントアウトは、患者さんの緑内障進行の状態をフォローするのに適しています。

その他GDxは、緑内障以外でも、高血圧症、糖尿病、心疾患患者等、網膜神経線維層に異常をきたす疾患にも有用性が期待されています。

(認証番号:21300BZY00575000)